株式会社ヤマカワ プロジェクト会議

「株式会社ヤマカワ」認知度アップ計画 vol.2

原点回帰? そういえば木型屋だったよね。

謹んで新春の祝詞を申し上げます。
昨年は格別なご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、弊社では1月6日より通常営業を行っております。
皆様の益々のご繁栄をお祈り申し上げますとともに
本年も倍旧のお引き立てのほどひとえにお願い申し上げます。


さて、私どもは2019年12月に第2回目のプロジェクト会議室を開催しました。
今回は新たなメンバーも加え、前回の内容からより実行に移すための深い話し合いができたと思います。
それでは、ここからは少し砕けた文章になりますが、皆様時間の許す限りお付き合いくださいませ。

それでは、ここから当プロジェクトに参加しております、某社のSが執筆の方すすめさせていただきます。
まずは、前回の会議を振り返ってみよう。
今会議に持ち越した宿題は大まかに2つ。

1.オカザえもんのこと。
2.家具のアイデア創出

まずは、社長からオカザえもんに関しての確認と報告が行われた。
オカザえもんの利用に関しては、岡崎市としてはウェルカムであるということが、観光課に問い合わせた結果判明した。
なんなら、いろいろ作ったこと教えてくれたらオカザエモンのFacebookとかでフォローしたり紹介したりするよ! というかなり前のめりなお言葉。
これで、一つアイデアの実現に関する障害がクリアとなった。

そうと決まれば、問題は何を作るかである。
実は、前回の会議を終え、スタッフが独自に社員ミーティングを行い、どんな家具を作りたいか? ではなく自分たちは何をしたいのか? という意見交換を行っていたと報告を受ける。 この行動に私は大変驚いた。
と言うのも、他社をいろいろと回るという職業上、社員が能動的に動く会社環境の構築は非常に難しいと感じており、会議に向けた会議をスタッフ間で行える株式会社ヤマカワの社風には大変感動した。正直、広報企画をお手伝いさせていただいているが、羨ましいとすら感じる。

そんなヤマカワ のスタッフさんたちの渾身のアイデア。

会議風景

そのアイデアの一つひとつを掘り下げることを、今回の会議の本筋として行うことになった。
出てきたアイデアは以下の10つ。
・遊具を作りたい(滑り台・木馬・車型の乗り物など)
・ロッキングチェア、テーブル
・名札・表札・ハンコなど
・樹脂で作ったシリコン型
・時計
・シリコン型
・ミニフィギュア
・ペット用品
・介護用品
・野球のバット

会議風景


それぞれのアイデア意図を聴きながら活発な意見交換も行う。
実現性や可能性、ヤマカワらしさなど様々なアプローチから議論やさらなるアイデアが飛び交った。
そして、どんなビジョンが見えるのかディスカッションをした結果もっとも話が広がったのが以下の3つだった。

・シリコン型を作る。
「山川木型」という旧社名を引き継ぐ「型」をつくるというプロジェクト。
実現すれば他の案で出てきたフィギュアやペット用品などの量産を可能にするノウハウが手に入りそう。
新たな知識更新と可能性を感じる。

・名札・表札・ハンコなど
これは話が意外な方向に進み、ただの名札・表札・ハンコなどを作るのではなく「めっちゃでっかい」実用性がないけどなんかインパクトが凄そうなものができそう!! という角度から話が盛り上がった。

・野球のバット
ただのバットを作るというアイデアの時は、すこし面白みを欠いた話になったが、トレーニングバットとしてのギミックを搭載したら面白いんじゃないか? とか、スイングすると笛が鳴るバットはできないものか? など冗談めいた話も混ざり後半に異常な盛り上がりを見せる。

結果、この三つを主軸としたアイデアを創造できればという方向で話はまとまった。
一つのミッションに絞ってしまうと、業務が多忙になった際にミッションが停滞してしまうことを懸念した結果だ。
多様化・多角化を目指すヤマカワらしい選択だと感じる。

次回のステップとしては以下のような流れだ。

会議風景

<シリコン型>
まずは、材料の調査からはじめ、テストでシリコン型を作ってみよう。
簡単なものでもいいので作れるという成功体験を通じて、次のステップへと進める準備を行う。

<名札・表札・ハンコなど>
ハンコを本線にサイズやどういったものが製作可能かを検討する。
ただのハンコではない、でっかいハンコならではの工夫なども加味した提案を次回に行う。

<バット>
音がなる構造はとりあえず置いておいて、トレーニングとしてのギミック要素のあるバットの開発を検討する。
このアイデアに関しては私が発信した部分が多く、責任払いという形でデザイン案の提出を行うこととなった。

全体としては、おおよそこんな感じに落ち着いた。
現在ゲージ・測定の専門としての色が濃くなったヤマカワに、また「型」のアイデアが生まれ、新しい切り口を感じる会議となった。
次回、どんな進行報告が行われるかぜひ楽しみにしていただきたい。

つづく

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